こんにちは、樽田作です。
今日は大人になったギフテッドのネガティブ思考についてです。
ギフテッドは、子どもの頃から意識的に努力した感覚がなく成果を出してきた人も多いと思います。
ギフテッドは生まれ持った特性で、物事のポイントをつかむことが得意です。
1を聞いたら、10も20も知る感じです。
周囲が努力して獲得するスキルを簡単に獲得する、そして成果をだす。
そんなギフテッドの特性は大人になっても消えたりしせん。
なので、何か成果をだしたとき努力した感覚が乏しいため、
「自分の実力じゃない」
「運がよかっただけだ」
「自分は過大評価されている」
「自分のしていることは、詐欺ではないか」
と感じてしまうこともあります。
どうしてこんな風なネガティブ思考に陥るのでしょうか?
ギフテッド大人のネガティブ思考はどこからくる?
ギフテッド大人が自分のネガティブな部分を人に相談することはハードルが高いです。
ギフテッド以外の人からすると、単なる自慢話にしか聞こえないからです。
それに、自分のネガティブな思考は自分の単なる性格だと思ってしまいますからね。
成果を出しても素直に喜べない。
むしろ、周囲を欺いているかのような感覚さえある。
これに関連した私のよく言ってしまうセリフ:
「大丈夫? それでいいの? 私に洗脳されていない? 私に騙されていない?」
周囲の人たちの問題解決に一役買って感謝されても言ってしまいます。
会社で業績を上げても、
友人の相談に乗り、その友人の問題解消の役にたって感謝されても、
同じように
「自分の実力じゃない」
「運がよかっただけだ」
「自分は過大評価されている」
「自分のしていることは、詐欺ではないか」
と感じるのは、インポスター症候群(体験)で説明ができます。
インポスター症候群(体験)とは
インポスター症候群(インポスターしょうこうぐん、英: Impostor syndrome、インポスター・シンドローム)は、自分の達成を内面的に肯定できず、自分は詐欺師であると感じる傾向であり、一般的には、社会的に成功した人たちの中に多く見られる。ペテン師症候群(ペテンししょうこうぐん)、もしくはインポスター体験(インポスターたいけん、impostor experience)、詐欺師症候群(さぎししょうこうぐん、fraud syndrome)とも呼ばれる。
ウィキペディア
能力があることを示す外的な証拠があるにもかかわらず、自分は詐欺師であり、成功に値しないという考えを持つ。自分の成功は、単なる幸運やタイミングのせいとして見過ごされるか、実際より能力があると他人を信じ込ませることで手に入れたものだと考える。
しかし、インポスター症候群は、ギフテッド特有というわけではありません。
・70%の人々が、人生で少なくとも一度はインポスター症候群を経験する
ウィキペディア
・インポスター症候群(体験)は、性別で限定されない現象である
と言われるように、結構多くの人が経験しています。
ギフテッド大人の場合、その経験がずっと続いていることが特徴でしょう。
そりゃあ辛いわ (;-_-) =3 フゥ
どうすればいい?
インポスター症候群(体験)をするのは自分だけではないと理解することです。
一人ではないです、孤独を抱えなくていいんです。
それに、症候群とついているから「治療しなきゃ!」と、いうものではありません。
インポスター症候群のマネジメント方法に、
自らの状況や感情について話すことができれば、孤独を感じなくなる。インポスター体験について考えることは、その重責を克服するカギにもなる。自分が達成したことやポジティブな感想、成功体験についてのリストを作ることも、インポスター症候群を緩和する。自分のパフォーマンスについて感想を述べ、インポスター症候群について話し合うことを日ごろから行うことは、それを克服するための必須の策となる。
ウィキペディア
とあります。
要は自分を客観視して整理し、自分自身の取り扱い説明書を作成していけばいいのです。
面白くて、参考になる動画を一つ。
これってインポスター症候群とそのマネジメント方法の実例ではないかと思う動画です。
楽しんでみてください。
YouTube の石田チャンネル(ノンスタイル)
ノンスタ石田ピンネタ コント「謝罪会見」
自分が評価されたことをネガティブにとらえていますが、それを整理して昇華させています。
見事ですよね。
NON STYLEの石田さん、素晴らしいです!
っていうか、もう純粋に面白い (笑´∀`)ヶラヶラ
最後に
私自身、自分を客観視する作業は、何年も…いや、何十年もしてきました。
それでも自分では認識できていないことが山積みです。
客観視して、頭の中を整理して片づける。
その片づけができたせいで、またその奥の散らかった部分が見えてきます。
果てしなく続く道… 。。゙(ノ;▼▼)ノヒィー
自分の取り扱い説明書の作業はまだまだ続きます。
それでは、
また次回 ヾ(´∀`)