単純作業が単純にできない…。
ギフテッドにとってよくある事です。
しかし、仕事となるとそうは言っていられません。
単純作業が単純にできなくて苦手と感じてしまう原因は、単純を複雑にしてしまうから!
何じゃそれ?
単純は単純以外に何があるんだ (-_-メ)
と思ってしまいますよね。
でも、ギフテッドの思考回路の当たり前がそこにあります。
単純を複雑にするとは?
データの入力業務を例に説明します。
データの入力業務の流れは大まかにいうと
①伝票を見る
②入力に必要な箇所を確認して、判断する
③実際に入力する
たったこれだけです。こういう業務は1日に数千件、数万件とこなさなければなりません。
このときギフテッドの思考だと
①伝票を見る、伝票の細部まで読み取る+周囲の環境も一緒に読み取る
②入力必要箇所の判断+前伝票の判断はどうだったかの反省+その日の伝票内容の傾向考察
③入力したことに対して責任が取れるか、迷惑が掛かっていないかと確認作業
ざっくりとこんな感じです。
これでは、何千件とこなすのは至難の業です。
求められていないことまで考えているのだから。
こういった単純作業での評価は、件数をこなしてなんぼ。
件数をこなさなければ無能の評価が下され、仕事はクビになってしまいます。
実際、私樽田作はクビになりかけました。(*’▽’)
生きるためには辛くても何かしら順応しなければ、と必死になりました。
ギフテッドが「単純作業」に順応する方法は・・・
「単純なことを複雑にしていることに気づく」
たったこれだけです!
単純作業を複雑に考えて過集中をしているだけだ、と認識するのです。
ギフテッドの思考回路を矯正するのではありません。
単純作業は目の前のことだけだとしっかりと認識すること。
その背景やら前後のことなどの情報は意識的に排除します。
そうすることで単純作業を単純にできるようになります。
そして何より、単純作業が単純にできるようになると、ギフテッドにとってメリットが大きいです。
ギフテッドにとっての単純作業のメリットとは?
メリットは
「ギフテッドのフル稼働した脳のクールダウンに単純作業が役立つ」
ということ!
単純作業は脳の負荷を減らしてくれます。
負荷が減れば残りの部分は自分の思考を楽しむことができます。
ギフテッドは、新鮮な情報の刺激に圧倒され、頭がフル稼働して疲労してしまいます。
そこが一番のネックです。
情報の刺激を排除すると自分本来の思考を楽しむことができるのです。
ギフテッドが思考していて楽しいのは
「自分の持っている情報を精査して、共通を発見し結び付けられたとき」
一見、関係ない情報でも根底にある法則のようなものを見つけると、とても楽しいです。
大きな喜びを感じます。
それがギフテッドの特性です。
その特性が発揮できれば、情報の整理整頓ができるのです。
単純作業をすることで、自分が受けた情報の波の整理整頓ができる。
整理整頓ができればフル回転していた脳のクールダウンになる。
そして結果的に、情報刺激からくる疲労の解消につながるのです。
まとめ
・単純作業が苦手なのは、ギフテッドの特性の思考回路で複雑に考えているから
・ギフテッドの脳のクールダウンに単純作業が役立つ
では、また次回 (^^)/