脳内映像と脳内で起こることの映像化、そして言語化 ③頭の中の複数人

脳内映像と 脳内で起こることの映像化、 そして言語化 ③頭の中の複数人 ギフテッド児のあれこれ

こんにちは、オリックス・バファローズ優勝で喜びつつ、何年も下位が定位置だったため落ち着かない状態の樽タサクです。

 

前回までの記事はこちら ⇓

 

今回は、続きの「③頭の中の複数人」についてでございます。

ギフテッド甥は母親(タサク妹)に「頭の中でいつも闘っている人がいるんだよね~」と唐突に言ったらしい。

唐突にこんなことを言われて母親は動揺。
(((( ;゚д゚))))アワワワワ 

一方、タサクは贔屓チームが好調で動揺。
(((( ;゚д゚))))アワワワワ

 

甥にとっては何ら不調があるわけではありませんし、脳内で起きていることをなんとな~く話しただけです。

しかし、こういうことが通常ではない人にとっては、突然聞かされると不安になるし、マイナスに捉えてしまうことにもなる。
(精神的な問題を抱えているのでは・・・と心配するなど)

発言した本人から冷静に何がどうなっているかを聞くことで、双方が安心したり、負の連想を止めることはできます。

 

では、闘っているという甥の「頭の中の複数人」について書いていきます。

 

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頭の中の複数人

②の記事内で書いた「風が見える」ですが、それを見て色々判断しているのが甥の頭の中の複数人。

状況に合わせて、その人達の中の誰かが優位になって色んな判断をし、外に対して(周囲に対して)アクションを起こすようです。

 

「理論的で冷静なヒト」と「感覚・感情的に動き回るヒト」、そして審判(員)

 

甥

オレの中には、
「理論的で冷静なヒト」
「感覚・感情を中心にするヒト」がいてずっと闘っている感じ。

その二人を審判のように中立なもう一人が眺めている。


ずっと闘っているけれど、勝ち負けがつくということじゃない。
どちらかが優位になるってだけ。


だから闘いが続いていても、全然不安はないよ。
ただ「あぁ今、闘っているなぁ」って思うだけ。

 

闘っているという言葉だけだとドキッとしますが、実際はとても軽やかに楽しそうに話していて、辛さなどは一切ありません。

 

甥の話しにでてきた脳内登場人物リスト ⇓

  • 理論的で冷静なヒト
  • 感覚・感情を中心にするヒト
  • 審判のように中立なヒト

 

どちらが優位になるって何が違うのか、そしてどちらがいいのか聞きました。

 

甥

周囲の状況によってどちらかが優位になる。(そのとき自分が置かれた状況・状態)

状況によって「冷静なヒト」が優位になって、そいつが答えをだしていい感じになる。

逆も同じ。

だから、どっちがイイなんてないよ

 

状況によって「理論・理屈で冷静さメイン」or「感覚・感情をメイン」を使い分けている(無意識 or 無自覚に)。

その使い分けや優位性の割合変動を甥は闘っていると表現しているだけ。

外の状況に対してどちらが優位になるかの「闘い」はそれほど気にならないけれど、自分に対するものになるとその「闘い」はよりクローズアップされてくる感覚のようです。

(↑これに関しては次回④じっくり書いていきます)

 

審判のように中立なもう一人

審判の存在する意味って何なのか?、審判が周囲をみてどっちが優位のほうが良いと判断しているのか?と聞きました。

 

甥

勝手に優位になっていくのを審判は見届けている感じで、どちらがイイと判断しているわけではないよ。

たまにどっちが優位になっても(状況的に)ダメなときがある。
そこが審判の出番!

でも、そんなときはいつもの俺じゃない感覚でもあるから、審判が暫く優位になってしまうと、ものすごく疲れる。

急にフニャフニャになって、力が抜けてパタンってなってしまう。

 

審判優位になると、消耗が激しくて身体には負担になり、バッテリー切れのようになるようです。

その審判優位の感覚はどんなものか聞くと・・・。

 

甥

そんなときは地平線とか水平線のようにどこまでも真っ直ぐ、真ったいら。

とても静か。

「理論的で冷静」と「ワーーーっとした感情的なもの」のどちらも含んでいるけれど、どこまでも真ったいらで、中立なだけ。

冷たいとか、情け容赦ないっていうわけでもないけど、全ての状況が見えていて、そこで判断を下すから、神のようだ。

そんなとき、俺って神?って思ってしまう (笑)

でも疲れて、そのあと何もできなくなってしまうから、やっぱり審判優位って一番嫌だよ~。

 

全てを包括した状態が審判(員)。
この審判と①の記事で出てきた天空の畑にでてくる神のようなヒトは同じらしい。

審判が優位なときが自分本来の状態って思うのかと尋ねたら、

 

甥

この審判(天空の畑の神)も俺なのだけれども、この今ここにいる俺とはなんか違う。
審判が俺の本当の中心だとは思わない

でも、「冷静なヒト」と「感覚・感情のヒト」、この闘っている二人のどっちもが本当の俺って感じ。

 

①の記事でも書きましたが、「神」という表現には宗教的なものは一切関係ありませんし、甥自身が自分を選ばれし者という妄想にとらわれているわけではありません。

ここら辺はかるーくスルーでお願いします。
(´-ω-`;)ゞポリポリ

 

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頭の中の4人目は隕石のごとく飛んでくる

頭の中には三人が常駐しているのですが、たまにもう一人出てくるようです。第4のキャラクターの登場です。

 

甥

そいつは「脳筋なヤツ」で、審判でも制御不可能だよ。

そいつは突然隕石のように降って来る
とんでもないところから降って来る。
そして暴れて、そこらへんのモノを破壊しまくる。

そのせいで俺がイライラしたり、暴れたくなったりはしないよ。

ただ、頭の中で「脳筋なヤツ」が暴れて破壊しまっくっているなぁ~って眺めている感じ。
あいつは止められないしね。

あいつが疲れて動かなくなるのを俺は待つだけ。

 

破壊しまくる・・・何を破壊しまくるのか、そしてその「脳筋なヤツ」の存在する意味って何かを聞くと、

 

甥

「脳筋なヤツ」はヒラメキだよ。

あいつがやって来るときって、今まで思いつかなかった全く別の解決案だったり、アイディアとかがやって来るときだから、ヒラメキ。

今まで作り上げてきたものをぶち壊したほうがイイときってあるでしょ。

だから暴れて破壊しまくるのかも。

 

今まで登場した3人とも自分だと甥は言いましたが、この4番目に登場した「脳筋なヤツ」も同様に自分なのかだろうか気になります。そこはどうなのか尋ねると・・・。

 

甥

「脳筋なヤツ」は俺じゃないよ!

俺、あんな破壊しまくりなヤツじゃないし。
あいつが暴れて破壊しまくった後、俺めっちゃ疲れる。

審判優位のときみたいに、パタンって力尽きてしまう。

いいモノ(ヒラメキ)を持って来てくれるけど、そう頻繁に来られても疲れるから困るし、迷惑なヤツだなぁって思うよ。

 

①の記事で)勉強のときに「実=ヒラメキ」と言っていた甥。その「脳筋なヤツ」も「実」と同じってことか?と聞くと、

 

甥

「実」と「脳筋なヤツ」は全然違う質のヒラメキだよ。

「実」の場合はちゃんと種が根付いて成長してできるもの。そこには理屈がちゃんとある。
勉強してちゃんと育てたからやってくる「実=ヒラメキ」。

でも、「脳筋なヤツ」は理屈もなにも関係ない。だから制御もできない。そいう質のヒラメキ。

 

闘っているとか破壊というワードだけだと、何か精神的に追い詰められているのかと思ってしまいますが、何がどういう風に起こっているのかをじっくり聞くと、心配するようなことはない。

妹(甥の母)はそれを聞いて安心しておりました。

 

実際はもっといろんな言葉を使い、全身を使って甥は表現していました。
2時間ほどじっくり脳内で繰り広げられる映像を感覚も含めて言葉にしたので、かなりのエネルギー消費だったようです。

 

なので翌朝、甥は疲労でぐったり
妹(甥の母)は不安解消でスッキリ

ぐったり、スッキリ、まったり

そして私は話の内容を反芻しつつ、まったり。

 

 

次回が今回のテーマの最後です

3回に渡ってと甥とのやり取りを書いてきました。

脳内で起きていることを表現しているので、つじつまが合うかどうかは気にせずにいてください。

甥の脳内を映像を聞き出して、私自身のものと対比(過去から現在にかけて)して考えてみる。今までよりも鮮明になってくるモノが出てきたりします。

それを踏まえて次回は、総括みたいなものを書いていきます。(参考にした本にも触れつつ)

 

オリックス・バファローズのCSファイナルの試合が始まる前日、 11月9日ごろまでには更新するはず。
(CSファイナル勝ち抜き、日本シリーズ出場が決まるとさらに動揺しちゃうので・・・)

 
また次回 ヾ(´∀`)

続きはこちら ⇓
脳内映像と脳内で起こることの映像化、そして言語化④総括

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