思考がフル稼働のときの呼吸:状態を把握する

思考がフル稼働のときの呼吸:状態を把握する 自分の取説を作る

こんにちは、生まれ変われるのならリー・リンチェイかウー・ジンになりたい樽タサクです。

子どもの頃は武術に憧れがありました。

憧れがあるだけで実際には道場に通ったこともなく、 中年になった今ではYouTube で武術系動画を観ているだけです。

空手・合気道や中国武術など観ますが、最近よく観るのはシステマ。
(歯周病予防製品じゃないよ、ロシアの武術だよ)

 

武術で必ず出てくるのが「呼吸」。

武術の呼吸と精神(思考)とのコントロール方法は参考になります。

深く呼吸ができると身体が思考に振り回されにくくなるし、自分の心の中心部を体感しやすくなると思っております。

 

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呼吸を深めながら思考をすると体はラク

武術好きとはいっても、闘って誰かを倒したいという思いはありません。
(ここははっきりとお伝え)

 

ちなみに、私がハマっているシステマの基本原則はこれ。

システマでは個別の技よりも、身体の使い方の原理を習得することに重点が置かれている。特に以下の4つが、システマ的な身体の使い方の基本原則であるとされる。

・Keep breathing (呼吸し続ける)
・Stay relaxed (リラックスを保つ)
・Keep straight posture (姿勢を真っ直ぐ保つ)
・Keep moving (移動し続ける)

システマ(格闘技) Wikipediaより

 

平和な田舎に住んでいるので特に危険な目にあうことはありませんが、身体の使い方⇒思考(脳)の使い方のようにできないかいな?と考えたりします。

なので、4つ目の原則の「移動」を「思考」に変えて自分に取り入れてみる。

意識的に呼吸し続けて

リラックスを保ち

姿勢を真っ直ぐ保ち
(これは省くけどね)

思考し続ける

 

呼吸を意識しながらの思考は、方向が負へ向かいにくい感じがしていいです。

より純粋に思考が楽しめるし、自分の心身や周囲の人達にも良い感じでございます。
(※本人の個人的な感想)

 

以前は、思考に身体が追い付かず、よくへたり込んでしまっていました。

そこがネックでした。

 

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「呼吸」と「身体の状態」

思考が高速で行われているとき、そこに意識が上方へ集中して呼吸が上滑りするような感覚がありました。

呼吸の上滑り感覚・・・頭がどんどん膨張していく感覚と体の浮遊感があり、それと同時に呼吸が浅くなっていく。

もう少し説明をすると、体感としては肺の上部のみで呼吸しているような・・・。

 

(実際に「肺の上部のみ」なんてことはないでしょうけど)

 

加えて、頭の膨張感が最大状態になって勢いのまま話すので、発声も喉に力が入ってしまう。

そうなると喉に大きな負担となる。
(私の場合はそれが扁桃腺の腫れにつながり高熱を出し寝込む)

 

頭の膨張Max & 勢いづいて話す
(実際の口調は穏やかで、周囲の状況も良く把握できていてなおかつ至福のとき)

至福のときを迎えたのに、後々身体はヘタってしまう。

思考に振り回されて体調不良

 

思考(脳)ばかりに酸素とエネルギーを使うのだから、そりゃあヘタるわなぁ。

そんな当たり前のこと・・・私はなかなか気づきませんでした。
┐(-。ー;)┌ヤレヤレ

 

当たり前のことを気づいたとしても、ルンルンで思考フル稼働のときだと、

脳内で駄々をこねる

と駄々をこねたくなります。

 

実際は駄々をこねることすら忘れて、思考フル稼働へまっしぐらですけどね。
(駄々こねないんかい)

 

ルンルンで思考フル稼働できるのも、この身体があってこそ

何度も忘れてはヘタるを繰り返しつつ、思考フル稼働のときに意識的に深く呼吸をするようにしました。

 

そして、体調悪くなりにくくなりました、というか悪くならないな・・・。

 

そりゃそうだ、ちゃんと身体のケアしているのと同じだからね。

 

以前は、身体にダメージを与えて後にケアをしていた。
改善後は、呼吸の深さを意識して身体にダメージを与えないようにケアをしていた。

 

長々と文を書いて至極当然の結果を伝える・・・笑える。

(↑これ、私がよく家族から指摘されること。ダイナミックな展開を入れておきながら結論はしょうもない。真剣に聞いて損したと言われる)

 

今回の内容展開がダイナミックかどうかは置いといて・・・しつこいようですがもう一度、

大切です、意識して深く呼吸をすることは!

 

深呼吸の体感って・・・

とはいえ、今まで呼吸法に意識して取り組んでいないと感覚はつかみにくいものです。 

シンプルな説明で、なおかつ体感もしっかり得られる方がいい。

そんな本を見つけたので、紹介します。

 

本当に落ち着く呼吸法(あさぎり著)

【内容】
第1章 本当に落ち着く呼吸法
1-1 二の腕捻じり呼吸法
1-2 現代人の呼吸
1-3 少し息を止めてみる

第2章  嫌な思考に巻き込まれない
2-1 思考に巻き込まれるとは?
2-2 思考に巻き込まれないとは?

【コラム】無思考になる簡単なコツ

amazon より

呼吸の方法をシンプルに説明されていて、とても短い本です。

短い内容なのであっけなく読み終えます。

そして、書かれた内容を自分で簡単に再現できてしまう。

驚きです。

 

今まで、丹田の位置と横隔膜の上げ下げを意識して深呼吸をしていました。

そうすることで上滑り気味の呼吸をやっと深く降ろせていたのが、この本のやり方を実践すると呼吸があっさり深くなる。

(「あっさり深くなる」って表現は変ですが)

 

これはおすすめです。

 

呼吸の深さと本来の自分の存在場所

思考することは喜びでありますが、自分の本質にそぐわないものでさえも思考フル稼働することがあり、且つその対象と一体化して本来の自分を見失う。
(これよくあります)

 

自分を見失うことなく、何かに一体化させて自我のようなものを「安心して」消すことができるのは、本来の自分に瞬時に戻ることができるとき。

 

「本来の自分」ってどうやって見つけるのさ!

タサク
タサク

知りませんがな

でも、自分の呼吸の底に在る中心点を体感することが「本来の自分」を感じることではないかと思っております。

 

「呼吸する自分」は確実に存在する。

 

呼吸を深くして「ここに私はいるのね~」と上記のことを感じることで、「本来の自分」を内在させている現実の自分を認識することはできる。

ここで自身の存在そのものを哲学的思考することは一旦脇へ置いておきましょ。自身の安全圏を確保&把握した後に、自己存在の哲学的思考は行ってくださいませ。

デカルト的な?

 

本来の自分なんて思考でピンポイント発見なんぞできません。できたと思っても幻影だったりする。

ならば大まかにでも、自分の内部のここら辺に存在するんでしょ!と体感で把握しているほうがお気楽でいい。

 

こんなふうに態勢(体勢)を整えながら 思考する喜びと一体化する喜び を味わっております。

 

最後に

呼吸を深くすることで、何か大きな成果を出しました!と人様にご披露するものなんぞありゃしません。

ただ、楽になった

それだけです。

 

どうせ放っておいたら複雑に思考していくので、シンプルに自分の呼吸の深い地点はど~こだ!と探す作業で気分転換するのもいいんじゃないかいな?

 

何かと一体化したときに見える世界と、深呼吸して自分自身の中心点(軸)から見える世界

 

この2つを楽に行き来することができたとき、身体の負担も軽くなるはず。
(一つの提案です、まずは気楽にお試しを)

 

色んな方法を試して、自分にあったものをその都度その都度取り入れていってくださいませ。

何が正解の方法かは自分の体感で決めていけばいいです。

自分の感じ方が深まったら、また違う方法が正解になって変化していくもの。

 

一度自分の体感で良かったからといっても、それが一生良いもので在り続けるなんて少ないです。

変化し続けることも真理。

 

自分の特性発揮しても、心身ともに良い状態かをチェックすることだけ忘れなければ、いくらでも修正していける。

 

知的過興奮で獲得した情報を自分の身体の反応(体感)と思考でカスタマイズし、心地よい状態を作り続けて、そしてまた変化していく。

 

そんなふうに日々を過ごしていたら、なぜか自分の意図しないことで周囲に益することにもなっていたりする。

ふと振り返ったら周囲(も?)幸せになっていた・・・なんてことも。

 

哀愁漂う

 

最後は変な感じになっちまった・・・。
それでは
また、次回 ヾ(´∀`)

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