ギフテッドの疑問:幼児教育でギフテッドってなれるもの?

ギフテッドの疑問 ギフテッド児のあれこれ

こんにちは、樽タサクです。

今回は、早期教育、つまり幼児教育でギフテッドになれるの?という疑問にについて書いていきます。

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そもそも、ギフテッドはなれるもではない!?

幼児教育をしっかり行えば、自分の子供もギフテッドになると思っちゃいますよね。

 

しかし、
幼児教育を行ったからといって、ギフテッドにはなれません!

自分の子供も何かしらの「ギフト」を持つと思いたい。

 

その気持ちはわかります!
でも、ちょと待ってください。

 

何かしらの「ギフト」を持たないと、価値がないと思っていませんか?
賢い!天才!など
華やかな部分、センセーショナルな部分だけではなく、
ギフテッドの現状はどうなっているのか?

 

ちょっと引きで見てみましょう!

 

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ギフテッド子どもをもつ親たちも、やっぱり…

家系図

ギフテッド子育てブログを読んでみてください。
あーちゃんは数学のギフテッド
ギフテッド チャイルド ジャーナル
などなど…

 

とにかく、大変なのがよくわかります。
ギフテッド教育が進んでいるアメリカでさえも、大変さは半端ない!

 

大変だから、ギフテッドにならない方がいいですよっていう話ではありません!!

 

ギフテッド子育てブログをよくよく読んでみると、共通点があるのです。

それは…

ギフテッド子どものパパ・ママもギフテッド or ギフテッド傾向あり

です。

 
ブログ主本人のプロフィールで語られる過去を読むと
ギフテッド or ギフテッド傾向 の一端が垣間見えます。

 

親も親の方で色々なギフテッド由来の
「困難&苦しみ」
を経験していることが分かります。

 

「困難&苦しみ」は、学歴とかいう他人から見てすぐわかることでは、ありません。
考え方、感じ方などの内面的なことです。

 

ギフテッドは遺伝的な要素も大きいです。
親・兄弟姉妹・親戚にギフテッドがいたりします。

 

ギフテッドというのは
「努力してのち、獲得した成果」ではないのです!

 

ひとまず自分自身を振り返ってみる

自分の子供がギフテッドかどうか、判断する前に
ひとまず、親である自分の過去から現在までを振り返って、棚卸してみましょう!

 

そして、ギフテッド子育てブログなどの親たちの言動と自分を照らし合わせてみましょう!

 

ここで気を付けてほしいのは、「比較しない!」です。
違いを見るだけです。

 

「ここはこんな違いがあるんだな~」
「こういう考え方は同じだな~」
「周囲からの反応はこういう感じか・・・」

 

というふうに、徹底的に客観視することです。
違うからダメ・・・ (>_<)
同じだからやったー \(^o^)/
ではないです。

 

同じようなことが多ければ、ギフテッドである可能性が高くなると思います。

 

感情などを抜きにしたその先に、
事実があります。
そすることで、ギフテッドに対する
憧れ、羨ましさを抜きにしてギフテッドをしっかりと認識することができると思います。

 

ギフテッドのセンセーショナルな部分以外の苦労・困難
それを含めた形で理解することが必要です。

 

ギフテッドになれないなら、幼児教育は無駄?

はてな

やっぱりギフテッドにはなれないと、
落ち込んでしまう・・・
残念と感じてしまう…
ギフテッドになれないなら、幼児教育は無駄と思ってしまう・・・

 

それは極端な結論です!
幼児教育は、0か100かの問題ではありません。

 

なぜ幼児教育しようと思った?

そもそも、幼児教育をしようと思ったのはなぜですか?
「いい学校へ行かせたい」
「真っ直ぐといい子に育ってほしい」
「ギフテッドのように賢い子供になってほしい」

 

など、いろいろあると思います。

 

つまり、成長して何かしら成果をだせるようになってほしい、という事ですよね?
幼児教育に求めることは、
「子どもの成長。そしてその先でもたらされる、子ども自身の努力の成果」
だと思います。

 

幼児教室での取り組み

私の勤めていた幼児教室は、コンセプトが
子供の持つ可能性を最大限に引き出す
でした。

 

子どもの指導と同時に心掛けていたのは、
親の精神面も考える
です。

 

実は、可能性を引き出すまでのプロセスに、親の成長が大事なのです。
特に親の精神面での成長は非常に大切です。
親が成長して安定すると、自然に子どもは成果を出してきます。

 

ギフテッドであろうがなかろうが、子どもは親の精神面の影響を受けます。
悩みをなくすことは不可能です。
しかし、どんなに悩んでいても
子どもに、その悩みから来る精神的な不安定さをぶつけるわけにはいきません。

 

精神面の安定は、自分で得ていくしかありません。
先に書いた「自分自身を振り返る」が
精神面の安定に有効な方法の一つだと思います。

 

幼児教室の講師の経験からみて

見つける

私の担当した子どもたちの中にもギフテッドの子どもはいました。
幼児教育するという以前に、ものすごい勢いで学んでいく子どもでした。
簡単に言えば、
「既に出来上がっている状態」
です。

 

教室では、そのギフテッドの子どもに対しては
「既に出来上がっている状態」を更に洗練させていくお手伝い
という感じで対応していました。

 

ギフテッドではない子どもでも、
親の精神面が安定していると、どんどん成果を出していきました。

 

「うちの子どもをギフテッドにするんだ」
なんて思わないでください。
ギフテッドでなくても、子どもはその子なりに成長して、成果を出していきます。

 

むしろ、「ギフテッド」ということに囚われないほうが
心が安定して、子どもにも親にもいい影響がある、と思います。

 

最後に

幼児教育をすればギフテッドになることはありません。
ギフテッドは生まれた時からギフテッドです。

 

ギフテッドじゃなくても、子どもは多くの可能性を持っています。

 

幼児教育の重要なポイントは、子供の持つ可能性を最大限に引き出すこと。
幼児教育を通して、自分の心も一緒に成長させていってください
それが一番大事です!

 

それでは、
また次回 (^^)/

 

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