こんにちは、何かに集中すると好きなモノさえ忘れてしまう樽タサクです。
頭が作業に過集中していて、興味や好みを上回ってしまいます。
好き嫌いというより、フラットな状態で取り組み始めると過集中のスイッチが入っていしまいます。
自分がどのタイミングで過興奮や過集中を発動するのか、観察はしっかりと!
体調面で特に負担がきますしね。
自愛は大切 (*´Д`)
今回は、ギフテッドの甥について書いていきます。
ギフテッド児=学校に馴染めない
というのはよく聞きますが、馴染んでいるように見えるギフテッド児もいます。
それでも受けるストレスはあります。
好き嫌いや楽しさではなく、どこにストレスの原因があるかもしっかり見極めることは必要。
表面上は楽しそうに見えていたり、思えていたりしても、ストレスは発生するということを忘れないようにしなければなりません。
周囲に順応しているように見えても、身体に負担はある
タサクの甥もギフテッドですが、学校生活は今のところ順調です。
順調に行けるように対策はしていました。対策内容の2記事はこちら。
周囲と馴染んで学校を楽しんでいても、甥は体調をよく崩します。
嘔吐したり発熱したり・・・。
病院で検査をしても特に異常もなく、疲れですね~と言われるだけ。
甥なりに、自身の特性を理解して上手く周囲と付き合えていても、ストレスは相当ある様です。
ちなみに甥は、病院でも治療方法・投薬種類・検査方法などを自分が納得できるまで医者や看護師に質問しまくります。
納得できない検査方法には代替案まで出す始末・・・その代替案は通りませんでした。
当たり前 (´ー`)┌フッ
ストレスで体調を崩しやすい甥に学校生活のことを聞くと、「色々あるけど、楽しいよ!」と言います。

○○(甥の名前)と興味が同じ子が学校にいるの?
と聞くと、

俺と同じ興味?そんな人全然いないよ~。でも、みんなで楽しめそうなモノを探して、先生に言って(提案して)それを楽しんでいる!
甥のクラスでは、他のクラスとは毛色の違うモノがよく流行っているらしい。
(甥の母・タサク妹が担任から聞いた話)
上手い具合に自分の興味に近いモノと、周囲の子どもの食いつき具合を見極めて、遊びを提案するという、ある意味オソロシイことを甥はしています。
Σ( ゚∀)ゲッ!!
クラス内の意見(民意)を先導というか扇動する・・・。
なんだかハッピーなギフテッド児と思われるかもしれませんが、家庭内でのケアは大変です。
就寝前のギフテッド甥のケア
甥は、自身の精神年齢と周囲の子どもの精神年齢の差からくるフラストレーションが大きいです。
なので、そのケアを親はしなければならない。
親が行うケアといっても、特殊なモノではないです。
親は息子に対して大人の思考と、一般的な子どもの思考や精神状態の違いを説明して、納得させるというケアです。
サラッと書きましたが、実際それを行っている妹夫婦(甥の両親)は
「○○(甥)の頭を興奮させないように説明しないといけないから、結構大変なんだよ・・・(T-T)人(T-T) 」
と言います。

甥はウルトラ・スーパー議論好きなので、議論モードスイッチを押さないように細心の注意を払うという大変さがあるようです。
議論モードになると脳は興奮状態になり、深夜まで寝られなくなるらしい。
ケアするつもりが、逆に興奮させてしまう・・・ギフテッドの親にも絶妙な対応が求められる。
自分の子どもがギフテッドだと解っていても、いなくても、大変さは同じなのかな。
別の世界があるという感覚は覚えていたほうがいい
子ども故のワガママさが原因となる行動をする同級生、それを大人のような視点から見る甥。
同年齢で体格の差もほとんどないのに、精神面や思考面での差があるのは負担が大きいです。
大人のような視点をもっていても、人としての経験値は10年。
(10歳なので)
圧倒的に経験値は足りなので、経験値から生まれる心の余裕はないです。
この負担にうんざりして、次へ向かって歩いていくという気力が削がれるのだけは避けたい。
タサク自身は削がれた部分は多かったです。削がれた気力を回復させるのはナカナカ時間ががかかります。
落ちこぼれも、浮きこぼれも、こぼれる者という面では同じ。

こぼれても、別の世界がある、別の所へ行ってもいい・行けるという想い・思考・体感は大事に培ってもらいたいです。
最後に、余談ですが
最後に、甥の議論モードスイッチの有効利用について。

寝起きが悪い甥に、妹夫婦は息子(タサク甥)に起きろ!と声をかけずに、政治や環境問題の議論をわざと聞こえるように始めるそうです。
そうすると、自分でベッドから起きてきて、議論に参加しようとする。
あるいみ便利スイッチ。
色々面白い反応をするので、それはそれでギフテッド児を楽しんでいるようです。
それでは、
また次回 ヾ(´∀`)