ギフテッド大人の特徴:「集中力」と「完璧主義」

ブレインストーム ギフテッド大人の特徴

完全にギフテッドとそれ以外と線引きするのって、いろいろあるので難しいです。

 

一言でズバリ!とはいかない。

 

そこで今回は、ギフテッドの「集中力」と「完璧主義」について、例をあげながら書きました。
「この人はギフテッドかもな~」と判断の参考にできるかと思います。

 

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ギフテッドの集中力について

勉強

好奇心・興味をそそられると、集中して取り組む。(過集中)
とにかく知りたいという欲求が強いです。

 

人やモノに関係なく好奇心・興味が湧くと、とことん知りたくてしょうがなくなります。
人が対象の場合、その人の知識・考え方などをとことん知りたくて接触を多く持とうとします。
相手の性別を特に気にしたりしません。

 

相手が異性の場合、その相手と周囲から恋愛感情があるのかと勘違いされます。
「〇〇さんのことが好き。だから(〇〇さんの)趣味にも興味が湧いてきた」
ではありません
純粋に好奇心・興味があるだけです。
好意と好奇心・興味が分離している感じです。

好奇心・興味を持ったら一直線なので、驚異的な行動力なども発揮します。
集中・没頭しすぎて、食事をとることも忘れます。
というより、お腹が空かない。
私はこれを利用してダイエットをしていました。(過集中ダイエット)

 

また、ぶっ倒れるまで集中してしまいます。
「バッテリー切れ」状態です。

電池切れ

 

突然、プツッと切れてしまいます。
周囲はそれを見て驚きます。

 

体調を崩して初めて、自分が過集中状態だったということを知ります。
頭と体が分離しちゃう感覚もギフテッドの持つ体感の一つかもしれません。

 

ギフテッドは集中しすぎるので、本当に消耗が激しいです。
栄養を採っても、採っても足りない感じです。
体のケアをしっかりと考えなければいけないと思います。

 

よくアスリートが、自分の持つスピードで自分の筋肉を傷めることがあります。
ギフテッドの過集中で体調を崩すのは、それと似ているのかもしれません。

 

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ギフテッドの完璧主義

パーセント

ギフテッドの完璧主義の説明は、ややこしいです。
自分で自分のことを「完璧主義」だとは思っていません。
自分の言動に対して他人から完璧主義だ、と言われることが多いです。

 

例えば受験で合格して…

受験をして、合格したとします。
周りの友達は合格すると喜んだり、泣いたりします。
しかし自分は、合格してもその感情が湧かない。
それは自分が受験に対して真摯に取り組まなかったからだ、と思ってしまう。
結果はどうであれ、
「受験生とは、こういった感情が湧くほど努力するものだ」
という基準(情熱)を自分は満たさなかったからだ、と判断してしまうから。
(勝手な基準ですが…)

 

例えばテストの点数が…

テストを受けて、たまたま知っていたというだけで高得点を取ったとします。
根本的に理解していないと、高得点は何の意味もないと考えてしまいます。
点数が良かったからいいじゃないか、という考え方ができない。

 

可能性を考えすぎて…

あらゆる可能性を考えて、自分はこんなことは出来ないと判断する。
それが簡単なことであっても、そう判断することがある。
適当にこなせばいいというアドバイスを受け、その通りにやることはできます。
しかし、好結果を残しても自分自身では納得できない。

 

完璧主義からの低評価

ギフテッドは、自分自身の理想と現実のギャップに打ちのめされることが多々あります。
そのギャップのせいで、自分はダメだと自己評価を低くする。

 
よく周囲からは、
「自分を卑下しすぎ」
といわれます。

 
しかしギフテッドの場合、自分自身を下へと評価しているのではありません。
理想とする状態を見上げて、そこへと到達していないギャップの部分をみて評価を低くしている
ということです。

 

他人との比較ではなく、あくまでも比較は自分の理想と現実です。
なかなか自分を打ち出せないギフテッドは、この自己評価の低さが理由かも。

 

最後に

完璧主義の点からみると、ギフテッドは専門職や芸術などの分野があっていると言われます。

 

でも、好奇心や興味が多岐にわたっているので、一つの事に一生をかけることを困難に感じたりします。
困難というより、不自由だと感じてしまっているのかもしれません。

 

集中して取り組むので一定の成果を上げることもできるのですが、興味を失うとあっさりとそれを捨ててしまうこともあります。

さようなら

ギフテッドなのに社会的に成功していない大人がいるのも、そのせいかもしれません。

 

今日はここまで。
また次回 (^^)/

 

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