ギフテッドの思考スタイル(視覚空間型編)

ギフテッドの思考スタイル(視覚空間型編) ギフテッド大人の特徴

こんにちは、樽タサクです。

自分が何かを認識したり、思考したりするとき何を中心に行っているか考えたことがありますか?

 

●ことばを使って考える(聴覚言語型・視覚言語型)
●イメージを使って考える(視覚空間型)

 

ギフテッドだからイメージ主体の視覚空間型というわけではありません。
聴覚言語型や視覚言語型もいます。聞いたことをイメージすることなく、言葉で順序だてて思考しているなと思われる方は(聴覚継次型)こちら を参考に!

 

私の場合はイメージを使って思考しています。
視覚空間型が優位な感じという言い方がいいかもしれない。

 

視覚空間型のギフテッドがどういう風に思考しているかを書いてきます。

 

今回はイメージを使って考えるです。

 

スポンサーリンク

視覚空間型ギフテッドの特徴

先ず、視覚空間型の特徴です。

 

●主にイメージを用いて考え、課題を実際にやって見せてもらうことを好む。
●視覚情報を好む。
●情報を全体的に処理する。詳細を見る前に全体を見ることを好む。
●抽象的な課題を好む。全体的目標や指示を好む。
●一度に複数の課題に取り組むことを好み、課題がたくさんあるような混沌とした状況を苦にしない。
●ざっくりとした流動的な状況を好む。独自の創造を創り出す。即興ですることが多い。パターンを探索する。
●情報や考えを統合させる活動を好む。直観的にアイディアを生み出す。
●新しい問題、自分で生み出した問題の解決を好む。
●概念を好む。計算より推論が得意。
●遊び心をもって問題にアプローチする。

引用:ギフティッドその誤診と重複診断●心理・医療・教育の現場から

 

スポンサーリンク

イメージを用いて人の話を聞く

人と話すときは常にイメージが頭に浮かんだ状態です。
私の場合イメージスクリーンが自分の右前方上部に浮かびます。

 

人の話す内容をそのスクリーンに映像として再生させながら聞きます。
映像の再生させるといっても、霊能力やサイキック能力のように実際の映像が見えるのではありません。

 

そこは私のオリジナルな映像として再生させる感じです。
私が見る映像が話す人の現実に起きたことと100%一致するのならこれはもう本物の超能力です。(笑)
そんなことは私にはできません 

┐( ̄ヘ ̄)┌ ムリムリ・・・

 

事実と私の頭の中のイメージが一致しなくても、相手の話す内容の理解するのに使うツールみたいなモノ。
これがないと、全く人の話が頭に入らない。
(みんなイメージを頭に浮かべながら話しを聞いていると思っていました)

 

しかし、話す人のスピードが遅いと、私の再生イメージが先に進んでしまうことがあります。
連想ゲームのように話がどんどん先へ行ってしまう感じ。

 

拡散的思考が発動して、話す人は置き去りです。
話を聞かないヤツだと叱られることが…。
なので、人の話を聞くときは細心の注意を払って聞いています。

 

自分の思考スピードを落とす感じで対応しています。

 

YouTube などを見ていても同じこと。
好きな YouTuber さんの動画は再生速度を上げて観ています。
そうしないと自分のイメージ速度が超えて思考が別方向へ拡散することになり、知らぬ間に動画が終わるという事態になる。

 

聴覚のみの認識が苦手なので…

音だけで認識することは私には無理です。
聴覚のみの認識が苦手。
聴くことで理解できるのは聴覚言語型の特性です。

 

言われたことを覚えるということが苦手なのは、視覚空間型で認識するから。

 

聴覚のみの認識が苦手なので、電話でいろいろ伝言されると聞いたそばから忘れていく。
自分が視覚空間型だと知らないときは、聞いて覚えられない自分自身をダメなやつだと思っていました。

電話

『電話相手のことを一言一句漏らさず聞く』という『行動』に集中しすぎて、自分の得意なイメージ化(映像化)をすることを止めていたことが原因。

 

これは学校教育での名残かなと思います。
『人の話は集中して聞きましょう』という学校での教え…(もしかしたら親からの教えかも)

 

このことに思考停止して従う必要はないと思います。
『人の話は自分の理解しやすい方法・手段を用いて聞きましょう』が一番です。

 

視覚空間型ならば、聞いたことばをイメージ化すればいいだけ。
なんだか聴覚言語型にくらべると二度手間な感じですが、自分の特性に従うのがいい。

 

(電話で)人の話を聞きながら内容をイメージ化(映像化)するのは、慣れるまで少々時間がかかります。
今までのクセ(思い込み)をもう一度自分の特性に戻すのは結構な労力。

 

その労力を軽減するために私はマインドマップを使ったりします。
他人から見たらこのメモなんなの?ってなりますが、人様に見せるときは清書しなおします。

マインドマップ

電話もマインドマップを使ってざっとなぐり書き。
聞き逃しがなくなりました。

 

マインドマップの参考はこちら

 

マインドマップは視覚空間型のギフテッドには一番合った方法だと思います。
私はこれで大学や大学院での授業が楽になりました。

 

小中高での授業でマインドマップ方式でノート作りできていたら、私の思春期はバラ色だったはず…。
ノート提出なんて馬鹿げたことなくなればいいのに…(今時の学校ってノート提出なんてあるのかな)

 

日本の学校では、視覚言語型聴覚言語型になじむ授業方法だと思います。
美しいノートなどは言語型に特化した人にはいいのですが…。
東大生のノートなどを見ていると、やはり言語型に特化した人達なのねと思います。

 

きっと視覚空間型の東大生ノートは見せられるモノではないだけかも…
Σ(゚Д゚ υ) アリャ

 

ひとまず今日はここまで。
『 イメージで思考する 』の続きを次回も書きます。

ギフテッドの思考スタイル(視覚空間型編つづき):思考を見える化する
こんにちは、樽タサクです。 先日の記事、視覚空間型思考の続きです。 視覚空間型思考の人はイメージ(映像)で思考します。 私タサクは、考えたことをたくさん書いていきたいと思っています。 でも、脳内のイメージ(映像)の流れる速度と、それを文章化...

 

それでは ヾ(´∀`)


参考図書

 

 

タイトルとURLをコピーしました