こんにちは、樽タサクです。
不思議なことって色々あります。
突き詰めて考えて、実験して検証する。
そうやって真相を明らかにする。
こういうことも重要です。
でも、不思議なままにしておくだけでもいいのかも…と思うことだってあります。
今日はそんなお話、
亡くなった人って昆虫になってやって来る?!
です。
挨拶まわりのように
身内の命日が近づくとこんなものたちがやってきます。

一年忌のときはカナブンが大量にやってきました。
マンションの窓や玄関に大量のカナブンがくっついていたり。
部屋前の共同通路に仰向けになってバタつくカナブンがいたり。
同じ階に住む小学生が
「ここだけカナブンがいっぱいいる~」
と大声で言いながらうちの部屋の前を通り過ぎていきます。
ちょっとしたカナブン御殿
カナブン、金運も運んでくれないかな…。
一年忌は大量発生のカナブンでしたが、それ以降はせいぜい5、6匹。
相変わらず、うちの部屋前の通路のみカナブンが転がっています。
それが命日を過ぎるとパッタリと来なくなります。
三年忌を過ぎたあたりでは、家族が外へ出た時に1匹のみブ~ンと2、3回旋回して去っていくようになりました。
毎年同じようにやって来るカナブン。
こうなってくると、カナブン = 亡くなった身内 と考えるのが家族にとって自然なこと。
カナブンに向かって
「おっ!元気だったか~? 命日忘れてないぞ~」
と声をかける。
亡くなった相手に元気だった?って聞くなんて…。
傍から見るとアブナイ奴ら ( *´艸`)
バージョンチェンジまで覚えた?
七年忌になったとき、カナブンは飛んで来ずにこんなものが代わりにやって来た。

七年忌にもなると華やかさを身に付ける身内です。
亡くなった同級生
小学3年生の夏休みの時、同級生のガキ大将が感電死しました。
とてもいたずら好きな子でした。
いたずらが過ぎて感電死してしまったのです。
夏休みが明けて、新学期が始まった時のこと。
授業中、亡くなったガキ大将の子の机に昆虫がとまったのです。
(昆虫の種類は覚えていませんが)
暫くすると蝶々まで教室へ入ってきて飛び回りました。
その蝶々は、彼と一番仲の良かった男子の肩にとまりました。
とても不思議な光景で、クラスメイト皆が
「(亡くなった)●●●が来ている!」
と言ってちょっとした騒ぎになりました。
ガキ大将はお別れを言いにやって来たのでしょうかねぇ~?
たった二人のことだけど
私の周りで亡くなった二人のエピソードだけで
『死者の使い = 昆虫 』
とか
『 亡くなった人って昆虫なってやって来る! 』
とは断言できません。
でも、そう考えるだけでなんだか心が温かくなる感じがします。
死の受け止め方って色々ありますが、見えない何かとのつながりを感じるだけでも、残された者の癒しになるのかなと思います。
それでは
また、次回 ヾ(´∀`)