こんにちは、樽タサクです。
私は、ギフテッドのセンセーショナルな部分を持ち合わせていません。
センセーショナルな部分とは、第三者から見て理解しやすい能力です。
つまり、数学がずば抜けて得意、絵が得意、特定分野での知識が豊富、突出した実績(コンクールやタイトル)などです。
簡単にいえば、
先日のクローズアップ現代で取り上げられたような人たちのこと。
TVなどで紹介されるものは極々一部だし、その一部がセンセーショナルなものだったり…。
仕方がないことですが、当事者としては少々モヤっとします (; ̄ー ̄)…ン?
秋田美人の話で盛り上がっているところで、秋田美人から程遠い人が秋田出身と言いづらくなる感じと一緒。
精神面での余計なフラストレーションを取り除き、ギフテッド特性を抑え込まないで成長させるためにも、ギフテッドだと認定されることは子どもにとってメリットがあると思います。
どんなに知能や能力が高い子どもでも、年齢面・精神面・社会ルールの習熟に関しては大人の助けが必要ですから。
では、大人のギフテッドはどうか?
大人でギフテッド認定受けても、メリットというかお得感がない…。
例えば…

いや~、最近ギフテッド認定をうけました

あらそうなんですか。 これから本が全品50%オフで購入できますね!メンタルカウンセリングなんかだと、全額保険ききますよ!!
こんな感じなら、絶対認定を取りに行きますよ。
でもそんなお得なことは起こらない (-_-)ウーム
ギフテッド大人は自分で自分のコントロール術を身に付けて、世の中と折り合いをつけていかなければいけません。
どんな機能を自分が持っていても、それを使うのは自分ですし、自分で責任を持たなければならないです。
世間に認知されようが結局自分の人生は、自己責任で選択してやっていく…。
確かに孤独で辛いですが、それでもギフテッド特性を抱えながら生き延びている人がいます。

(←生き延びている人:タサク)
ギフテッドは知への欲求が大きいです。
これは大人になっても変わることはありません。
孤独で辛いですが、知る喜びもとてつもなく大きいですし、自分自身を知ることに対してもそれは同じです。
TVやネットで色々ギフテッドについての情報が出ていますが、いまだに??なこともあります。
今後ギフテッドの情報の精査する目を養うためにも、一度はこの領域の第一人者の本を読んでみることをおススメします。
ネットだけでは得られない情報で、値段以上の価値がある本だと思います。
9月25日に翻訳本が発売されるようです。
本のタイトルは、
ギフティッド その誤診と重複診断: 心理・医療・教育の現場から
◆主なもくじ
第1章 ギフティッド児・成人ギフティッドの特性
第2章 ギフティッド児と成人ギフティッドの誤診と重複診断
第3章 注意欠如・多動症
第4章 怒りの診断
第5章 観念性疾患・不安症群
第6章 気分(感情)障害
第7章 学習障害
第8章 睡眠障害
第9章 アレルギー,喘息,反応性低血糖症
第10章 嗜癖性障害群
第11章 ギフティッド児や成人ギフティッドが抱える対人関係の問題
第12章 診断のプロセス
第13章 ギフティッドの行動特性と病理学的行動との識別
第14章 ギフティッド児・成人ギフティッドのための医療機関,カウンセラーを見つける
第15章 資料
心理学・特別支援・育児のために
読者が障害の有無を判断するのに役立つよう,ギフティッド児・成人ギフティッドに頻繁にみられる行動を整理するとともに,実践的な示唆も盛り込む内容構成。
それでは
また、次回 ヾ(´∀`)